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ホラー日記だお

素敵な映画たち

いろんな意味で華麗に騙される残酷映画『ジェイソンZ』(2003)

『ジェイソンZ』

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 ある若者スノーボーダーと寒さ対策バッチリの謎の漆黒覆面殺人鬼の追いかけっこから始まる。荒削りの映像とは裏腹に割と迫力のある追走劇を繰り広げ、最終的に若者の首チョンパでこの追走劇は一旦終わるという、素晴らしい掴みからこの映画は始まる。

 

 舞台は白銀世界が広がる有名ゲレンデ[ロッキーサミット]。かつてはお客さんで賑わっていた大繁盛の娯楽施設であったが事故死した少女の霊出現の噂、そしてこの土地で度々起こる残虐な未解決殺人事件のため一気に経営難に陥ってしまった。

 そんな訳ありの土地を見逃さないのがバカな若者。謎の殺人事件が多発しているのにも関わらず異常なテンションで遊びまくるバカども。その土地の買収を企む社長さんの娘が友達とともに視察しに行くという設定が一応存在するが、まあ蓋を開けてみれば案の定、ロッジで馬鹿騒ぎからの乱行パーティ。当の本人たちはそれはそれは楽しそうでいいのだが、観ている我々からすれば「舞台は整った」と思わずにはいられないほどの殺人環境。

 そして一夜をロッジで過ごしたバカどもは次の日、至る所に貼られているルール、警告を無視してスキー、スノボーを遊び倒す。そんなバカどもを生い茂る林の中から健気に監視し、孤立したバカ、雪山で不意に服を脱ぎ捨てSEXをおっ始めるバカを見つけては超人的なスピードと素人とは思えないスキーテクニックを駆使して現場に向かい銛や斧でぶっ殺す。

 一応少女の幽霊の噂の件を回収し物語はクライマックスを迎えるのだがなんとびっくり、殺人描写に尻すぼみ感はなく、刺したり切ったりとオーソドックスな殺し方ではあるが”Z”映画を感じさせない派手なシーンの連続であった。興味は微塵もなかったがストーリー上での衝撃的展開(覆面殺人鬼の正体)もあり睡魔が襲うような時がなかったのは嬉しい限り。

 

 今作の印象は一言で言うと割と王道なスラッシャー映画であった。おっぱいも結構出てくるしね。

 しかし今作を観たらまず思うのがいやいやいやいや、ジェイソン1ミリも関係ねぇじゃねぇか!!!!!というのもお恥ずかしい話、てっきり「13金」シリーズの一つだと思って鑑賞したので。邦題に騙された。

 

 まあでも結果的には楽しんだのでよかったよかった。

 

 

 殺人鬼の戦闘力は結構低め。